「ポピュラーカルチャーのなかのオウム真理教/事件と宗教研究」


研究ワークショップ「ポピュラーカルチャーのなかのオウム真理教/事件と宗教研究」


■講師:川村 邦光(大阪大学大学院文学研究科教授)
■コメンテータ:渡邊 太(大阪大学大学大学院人間科学研究科助教


■日時:2009年 2月17日(火) 14:00〜17:00
■会場: 大阪大学21世紀懐徳堂多目的スタジオ(豊中キャンパス・イ号館2階)
(会場へのアクセス)
 参加自由・無料です。


■概要
 ヨーガ。瞑想。ノストラダムス。スプーン曲げ。ピラミッドパワー。1970〜80年代に青年層を中心として多くの人びとを惹きつけていた、ポピュラーカルチャーたる「精神世界」の潮流のなかから、オウム真理教が現れ、やがて多くの人を傷つけた。地下鉄サリン事件から14年、オウムについてはすでにおびただしい言葉が積み重ねられ、もはや語るべきことは残されていないのだろうか。あるいは語りつづけることが必要なのだとして、それはどのようにしてなのか。坂本堤弁護士一家殺害事件など多くの事件に関与した元最高幹部・早川紀代秀被告との共著『私にとってオウムとは何だったのか』(ポプラ社、2005年)を刊行した宗教学者川村邦光に聞く。


■講師の紹介
大阪大学大学院文学研究科教授。福島県生まれ。専攻は近代文化史。著書に、『幻視する近代空間』(青弓社、1990年)、『巫女の民俗学』(青弓社、 1991年)、『民俗空間の近代』(情況出版、1996年)、『地獄めぐり』(筑摩書房、2000年)、『聖戦のイコノグラフィ』(2007年)、編著に『戦死者のゆくえ』(青弓社、2003年)ほか多数。



■お問い合わせ先
E-mail: crossing-popularculture(アットマーク)let.osaka-u.ac.jp(担当・古川岳志 人間科学研究科特任助教
■主催
「横断するポピュラーカルチャー」研究プロジェクト(研究代表・冨山一郎)
大阪大学大学院文学研究科国際現代文化研究ハブ