第2回「横断するポピュラーカルチャー」研究交流ワークショップ


 以下の要領で研究交流ワークショップを開催します。このワークショップは、広い意味でのポピュラーカルチャー(民衆文化、民俗文化、社会運動と表現など)に関する研究や実践活動を行っている方々に参加を呼びかけ、発表・討論・交流の機会を設けるために開催します。研究領域や立場の違いを越えて、幅広く議論ができるようなワークショップにしたいと考えております。皆様、ぜひ、ご参加ください。


■日時:2009年 3月14日(土)10:00〜17:00
■会場 大阪大学豊中キャンパス B13教室(文学部美学棟1F)※1
参加無料です。どなたでもご自由にご参加ください。(ただし参加予定の方にお願いがあります。※2をご覧ください)



【プログラム】
・主催者趣旨説明 10:00-10:10

[セッション?研究発表と討論/感性のポピュラーカルチャー]
・渡邊太(大阪大学)「横断するポピュラー・カルト――スピリチュアル理性批判」(10:10-30)
・沈正明(大阪大学大学院文学研究科)「愉快な1930年代の表象」(10:30-50)
・コメント/討論(10:50-11:30)


[セッション?研究発表と討論/サブカルチャーとしての「ゴスロリ」]
・水野麗(秋田工業高等専門学校)「消費社会の中のゴシックロリィタ」(11:40-12:00)
・まえがわ まさな(台湾・致遠管理学院)「ゴスロリはどこにいる――現代文化流行の虚像と実像・台湾との比較を通して」(12:00-12:20)
・コメント/討論(12:20-13:00)


[セッション?研究発表と討論/ローカルな文化⇔グローバルな文化]
・石山祥子(大阪大学大学院文学研究科)「〈農民芸術〉としての黒川能――民俗芸能をめぐる思想と運動―」(14:00-14:20)
・藤田智博(大阪大学大学院人間科学研究科)「グローバル化の文化的論理――トランスナショナルなファンダムはいかにして成立したのか?――」(14:20-14:40)
・コメント/討論(14:40-15:20)


[セッション?全体討論]
・会場全員での討論(15:30-16:40)
・まとめと挨拶 冨山一郎(大阪大学)(16:40-17:00)

[交流会](17:00-)

コメンテーター 辻大介金水敏(それぞれ大阪大学)、伊藤公雄京都大学)、山中千恵(仁愛大学)ほか
司会 古川岳志(大阪大学)、上地美和、東園子(それぞれ大阪大学大学院)



※1 会場が外部の方には分かりにくい場所になっています。ご注意ください。
 大阪大学豊中キャンパス内の、文学研究科の校舎の一つ「美学棟」の一階が会場です。

※2 参加予定の皆さんへ:「ディスカッションペーパーを事前に読んできてください」
 本ワークショップでは、発表者に対して事前に「ディスカッションペーパー」の提出をお願いしてあります。これは、発表者からの報告を、参加者は一方的に聞くだけで終わり、ということになってしまわないよう、できるだけ討論の時間を充実させるための工夫です。当日の発表は、参加者が既にディスカッションペーパーを読んできているものとして行っていただきます。
 ディスカッションペーパーを読みたい方は、以下のアドレスまでメールでご連絡ください。ダウンロードできるアドレスをお伝えします。
 crossing-popularculture(アットマーク)let.osaka-u.ac.jp(担当 古川岳志)


【主催】 大阪大学グロバールCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」内「横断するポピュラーカルチャー」研究プロジェクト(代表 冨山一郎)/大阪大学大学院文学研究科国際現代文化研究ハブ

当日のプログラムに関して、若干の変更があるかもしれません。その際は、本サイトでお知らせいたします。ご確認ください。また、昨年3月に行われた第1回研究交流ワークショップのレポートも「ワークショップ・イベントなどの報告」ページに掲載されています。一読をお願いいたします。

【問い合わせ先】crossing-popularculture(アットマーク)let.osaka-u.ac.jp(担当 古川岳志)
グローバルCOEプログラムに関してはコチラをご参照ください。